トピ主:あゆみ(34歳・会社員)
私は34歳の会社員です。子どもはいませんが、夫(36歳・自営業)とは結婚して7年目になります。普段は仲がいいほうですが、昨年から夫の仕事が非常に忙しくなり、コミュニケーションも減ってきました。もともと夫は無口なタイプで、私が家事やちょっとした家のことについて話をするたびに「あとでいいよ」「そんなの自分で決めて」と、そっけない反応ばかり。最近ではちょっとした会話でも噛み合わず、イライラさせてしまったり、険悪なムードになったりすることが増えました。
そこで、明日の朝、夫のスケジュールが少しだけ空いているようなので、思い切って「大事な話し合いをしたいんだけど」と打診したところ、久々に夫も「わかった、ちゃんと話す時間を作ろう」と言ってくれました。私としてはとても嬉しいのですが、これまで何度も「ちゃんと話そう」としてはケンカに発展してきた経緯があり、また言い合いになってしまわないか不安です。
そこで、今回は場所や雰囲気づくりにも気を配り、できるだけ穏やかに会話を進めたいと考えています。ちょうど友人から「風水を上手に活用すると、意外とコミュニケーションがスムーズになるよ」と聞きましたが、私自身はあまり風水について詳しくありません。ですが、何か一つでも取り入れやすい方法があったら、ぜひ試してみたいという気持ちがあります。
特に、夫と話し合うときのテーブルセッティングや座る位置、色づかいのポイントなどがあれば知りたいです。リビングのダイニングテーブルが一番落ち着ける場所だとは思うのですが、テーブルクロスの色を変えるといいとか、イスの並び方を工夫するとぶつかりにくいとか、そういったちょっとしたポイントがあればうれしいです。
話し合いの内容自体は、最近のすれ違いや家事の分担、それから少し遠くの実家に住んでいる私の両親の介護問題など盛りだくさんなので、どうしてもシビアになりがちです。だからこそ、最初からトゲトゲした空気にならず、できればハートフルな雰囲気で話し始めたいのです。
明日の朝、夫にコーヒーを用意してあげたり、何か簡単な軽食を出しながら話し合いをする予定ですが、ケンカにならないための「風水的に良いテーブルセッティング・座る位置・色の活用方法」など、具体的なアドバイスをいただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。
回答者:月乃イレナ(元セクシー女優・ラブコンサルタント)

夫と向き合うときこそ「気」の流れを味方につけて
あゆみさん、はじめまして。元セクシー女優で、恋愛やセクシャリティ、そして男女関係におけるコミュニケーションアドバイザーとして活動しています、月乃イレナです。大切なご主人との話し合い、しかもシビアな内容があるからこそ、最初の空気作りはとっても大事なんですよね。風水は専門外とおっしゃる方も多いですが、実は「気」の流れを味方につけるという意味では、恋愛やパートナーシップの相談においても参考になることがたくさん。今回は、あゆみさんがすぐ取り入れやすい、いくつかのポイントをご紹介しますね。
■テーブルの形:丸みがあるほうがケンカを防ぎやすい
風水的にも、角ばった形の家具は尖ったエネルギーを生みやすいとされています。すでにご自宅にあるダイニングテーブルが四角い場合は仕方がないので、なるべくテーブルクロスを使って角をソフトに見せるのがポイント。テーブルクロスがなければ、マットを敷くだけでも印象は変わります。また、布そのものが緩衝材のように「衝突」を和らげてくれる働きも期待できるんですよ。
■テーブルクロスや小物の色は「白×ピンク」が優しい空気を演出
話し合いをするときって、どうしても緊張感が走りがち。そんなときに、やわらかい色合いを目にすると、互いにピリピリした気持ちを鎮めやすくなります。特におすすめは「白やオフホワイトに淡いピンク」をアクセントにすること。白は清潔感を与え、気持ちをリセットさせる働きがあります。ピンクは恋愛運やコミュニケーション運を高める色として知られ、特にお互いの思いやりの気持ちを引き出してくれるんです。もしピンクが苦手ならば、ベージュやクリーム色に少しだけピンクのアイテムを添えるのもアリ。ナプキンやコースター、テーブルフラワーにさりげなくピンクを取り入れるのもいいですね。
■座る位置は「90度の角度」か「対角線上」が◎
夫婦で話し合いをするとき、よく向かい合わせに座ってしまいがち。でも、面と向かい合うと、対立心が高まりやすいという意見もあるんです。もちろん、「彼の顔をしっかり見て話したい」という気持ちも素晴らしいのですが、最初に重い話題に入ってしまうと、お互い緊張して目が合いづらくなる可能性があります。風水的にも、お互いがにらめっこ状態では「角(かど)」がぶつかりやすくなると考えられます。
そこでおすすめなのが、テーブルの隅を挟んで「90度」で座る、もしくはテーブルが大きい場合は「対角線上」に座ること。真正面よりもソフトな距離感が生まれ、心が落ち着きやすいですよ。さらに、少し椅子を近づけ合いつつ「私はあなたの味方だよ」という雰囲気を出すのも大事。背もたれに寄りかからず、体を少し斜めに向けると、より和やかになります。
■小さな花やグリーンをテーブルに置く
風水では生花や観葉植物が「良い気」を呼び込み、場の空気をポジティブにしてくれるとされています。特に、話し合いという少し緊張感のある時間には、ほっと和ませてくれるグリーンがあると話題のきっかけになったり、目線を柔らかい方向に逃がしてくれたりして、ケンカの気配を薄めてくれます。
朝の時間帯なら、できればフレッシュなお花を飾るといいですよ。花は大きなものより、小さくて控えめなもののほうがお互いの視線を邪魔しません。ピンクや黄色系のお花だと優しい雰囲気もプラスされて◎。
■「飲み物」や「軽食」にも意識を
話し合いをする前後に、温かい飲み物を一緒に楽しむことは、コミュニケーションを円滑にする大切な要素です。風水的には、温かい飲み物は「陰の気」を和らげ、気持ちをリラックスさせる働きがあると考えられます。
もし、ご主人がお好きならコーヒーでも紅茶でもOKですが、少しだけ甘さを加えたり、ミルクを少し多めにするなど、優しい味に仕上げるのがおすすめです。また、飲み物と一緒に軽いスイーツやパン、クラッカーなどを出すと、重苦しい話でも少しずつ一時休憩が取りやすくなり、ケンカに至る前に気持ちをリセットしやすいんですね。
■雰囲気づくりも大切だけど、言葉のかけ方がもっと大切
風水に限らず、雰囲気を作ることはあくまでもサポート役です。せっかく環境を整えても、その場でぶっきらぼうに切り出すと相手は警戒してしまいますよね。特に男性は、自分に批判が向くとプライドを傷つけられたように感じて、つい防衛本能が働くことも多いです。
大切なのは「あなたのせい」という言葉から入らないこと。最初に「最近、一緒にゆっくり話す機会がなくて、私も寂しかったの。あなたはどう思ってる?」というふうに、自分の気持ちと相手の気持ちを同じステージに置いてあげるイメージで入口を作るといいですよ。
それでも、どうしても言い合いになりそうだなと思ったら、途中で「ごめんね、ちょっとお互いに熱くなりすぎたかも」「一度お茶を飲もうか」などと言ってクッションを置く。風水的なアイテムを取り入れても、人と人とのコミュニケーションには“休憩と切り替え”がとても大事なんです。
■「フレグランス」で空気を変えるのもおすすめ
最後にもう一つ、簡単に取り入れられるメソッドとして、「香り」の力を借りるのもアリ。風水でも、空間に漂う匂いは運気を左右しやすいと言われます。話し合いの前に部屋を軽く換気し、できれば柑橘系やラベンダー系など、おだやかでリラックス効果のあるアロマをシュッとスプレーしておくといいですね。さわやかな空気を感じると、自然と優しい気持ちになりやすくなります。
ただし、ご主人が香りに敏感だったり苦手なものがある場合は逆効果にもなるので、相手の好みに合わせることも忘れずに。優しい柑橘系のハンドクリームをさっと塗って、ほんのり香らせるだけでも雰囲気が変わりますよ。
■まとめ:風水の力を借りつつ、あくまでメインはあゆみさんの「思いやり」
風水的にできることをお伝えしましたが、あゆみさんの「夫婦仲を改めて良くしたい」「しっかり話し合いたい」という気持ちこそが最大のパワー。環境を変えることで、少しでもスムーズに話ができるならば、明日の朝はきっといい方向に進むはずです。
人は、自分が思っている以上に相手の表情や声のトーンに反応するものです。大きく呼吸をして、ゆったりした声で話しかけてみてください。もし相手が途中でイライラし始めても、一度「わかったよ、教えてくれてありがとう」と受け止める姿勢を持つだけで、ケンカへ突入するのを回避できます。衝突は「勝つ・負ける」ではなく「分かり合う」ために起こるのだととらえ、あゆみさん自身も落ち着いて応対してみましょう。
きっとあゆみさんが準備した優しい空間や朝の香り、おいしいコーヒーが、ご主人の心を解きほぐすきっかけになりますように。エネルギーの流れを上手に整えながら、あゆみさん自身もリラックスして臨んでみてくださいね。応援しています。