質問者：ほのかママ（42歳）
最近、我が家の子どもが急に口数が少なくなり、なんとなく反抗的な態度をとるようになってしまいました。毎日の会話では、どこか距離を感じることが多く、何か悪いことをしたのではないかと不安になっています。前は楽しくおしゃべりしていたのに、どうして急にこんな様子になったのか…。学校や友人関係が影響しているのか、お家での接し方が間違っていたのか、自分なりに原因を探ってみたのですが、心当たりがなくて悩みが深まるばかりです。子どもが自立していく過程で必要な成長だとはわかるものの、親としてどう接していけば安心できるのか、また、子どもとの関係を壊さずに上手にサポートする方法を教えていただけると幸いです。
また、最近は占いやカウンセリングにも興味があり、日々の気持ちを数値化するような考え方に少し惹かれているのですが、実際のところ、家庭でできる実践的なアドバイスとしてはどのようなものがあるのでしょうか。おっとりした私にもわかりやすく、できる範囲で取り入れられるようなご提案をいただけると嬉しいです。
回答者：小早川美祐（恋愛カウンセラー、心理アドバイザー、カップルセラピスト）
お子さんの反抗的な態度は、必ずしも「悪い子」という証明ではなく、一人の人間として自分の意見を持ち始めた結果の現れです。
子どもの反抗期は、成長過程で避けて通れない一つの局面です。お子さんが自己主張を始めるのは、自己の存在を確かめ、個性を育む大切なプロセスなのです。最初にお伝えしたいのは、親としての不安や戸惑いを過度に責める必要はないということです。お子さんの反抗的な態度は、必ずしも「悪い子」という証明ではなく、一人の人間として自分の意見を持ち始めた結果の現れです。
まずは、日常の中でお子さんの小さな変化やサインに耳を傾けることが重要です。たとえば、言葉での表現が減ってしまったとしても、絵や行動、あるいは生活のリズムに変化が現れていないか観察してみてください。そして、お子さんとの対話を急がず、怒りや批判ではなく、共感の姿勢で接近することが大切です。お子さんが話し始めたときは、「どうしてそう感じたのかな？」と静かで優しい質問をすることで、相手の心を開くきっかけにする工夫が効果的でしょう。
また、占いやCFI（コスモ・フロー・インデックス）といったアプローチも、家庭で実践できるツールの一つとして参考になります。私が普段から取り入れているCFIでは、毎朝、自分自身の心と向き合うことで、今日のエネルギーバランスを確認する習慣があります。お子さんとのコミュニケーションにおいても、例えば「今日はお互いにリラックスできる時間を作ってみましょう」といったように、無理のないペースを意識することが、結果的にお子さんが自分の感情に気づきやすくなる手助けとなります。占い的な視点も、すべてを決定するわけではないですが、一つのヒントとして活用することで、親子双方の心の状態を客観的に見つめる手段として役立つかもしれません。
さらに、具体的なアドバイスとして、まず家庭内の雰囲気をリラックスさせる工夫が有効です。食卓での会話や夕食後の一緒のくつろぎタイムに、ルールや議題を設けず自由な会話を楽しむことで、心理的な距離が縮まる可能性があります。お子さんが自分の世界に没頭している場合でも、無理に会話を引き出そうとせず、「今日はどうだった？」と穏やかに声をかけるだけで、安心感を持たせられるでしょう。また、お子さんがストレスを感じていると感じた時には、本人が選べるリラックス方法―例えば、一緒に散歩に出かける、好きな音楽をかける、温かいお茶を用意するなど―を試みるのもおすすめです。これにより、自然と親子の交流の機会が増え、心のバリアが少しずつ解けていくはずです。
反抗期の対応には、きちんとしたルーティンを持つことも効果的です。ある程度、決まった生活リズムやルールを設定することで、お子さんは安心感を得られます。ルールが曖昧だと、自分の内面で混乱しやすくなり、余計な反抗心を煽ってしまうこともあります。一方で、厳しくルールを押し付けすぎるのも逆効果。そこで、家庭内で「ルールの話し合い」を定期的に行い、お子さん自身がルール作りに参加するような制度を導入するのも一案です。参加型のプロセスを通じてお子さんは、自分の意見が尊重されていると感じ、反抗心も和らぐでしょう。
また、お子さんの反抗心が強い時には、自分自身の心のケアも大切にしてください。親としての責任感からお子さんの全てを背負い込んでしまうと、心が疲弊してしまうことがあります。そんな時は、カウンセリングや信頼できる友人との会話、または短いお散歩や趣味の時間を作り、心のリズムを保つ工夫をされると良いでしょう。特に、私自身が日々のCFIチェックを通じて、自分のエネルギー状態を数値化し、無理なく過ごすための指針にしているように、親も自分自身のケアを怠らず、心と体の健康管理を心がけてください。
まとめますと、子どもの反抗期は成長の一部であり、その過程を通して自らの内面と向き合い、自己理解を深める大切な機会です。親としては、急激な変化に戸惑うのではなく、まずは共感と観察を基本に、穏やかに耳を傾けること、さらに家庭内での安心感を確保する仕組み作りが求められます。また、占いやCFIのような視点を取り入れることで、日々のエネルギー状態に合わせた柔軟な対応が可能になり、親子双方が心豊かに過ごす手助けになるでしょう。
どうか、焦らず自分もお子さんもゆったりとした気持ちで、この時期を乗り越えていかれることを心より願っています。今後も何かお悩みやご質問がございましたら、いつでもお気軽にご相談くださいね。
