質問者:さやか(28歳)
はじめまして。私は都内の会社で事務職をしている28歳の女性(仮名:さやか)です。2歳年上の彼とお付き合いして半年ほどになります。お互い忙しくて、なかなか会う機会が少ないのですが、今週の金曜日の夜に電話をする予定があります。正直、ふたりとも平日は仕事が忙しく疲れているので、電話をするときはいつも「お疲れ様」「今日も大変だったね」みたいな当たり障りのないやり取りで終わってしまいがちです。
彼は営業職で外回りが多く、帰宅時にはクタクタのことがほとんどなので、なるべく彼をリラックスさせたいと思っています。私も同じように仕事でくたびれているので、電話ではお互いに癒やし合える雰囲気を作りたいのですが、どうにも話題に困ってしまいがちなんです。
私自身は普段、趣味もそこまで多いわけではなく、たまに料理をしたり、小説や漫画を読んだり、動画サイトで映画やドラマを観たりする程度です。彼が忙しいときは「無理しないでね」と声をかけることぐらいしかできません。気にならない方もいらっしゃるかもしれませんが、私はつい「ちゃんと盛り上がる話ができないとつまらないって思われるんじゃないか」と不安になってしまうんです。
電話での会話が盛り上がれば、お互いのことをもっと知り合うチャンスにもなるし、疲れている彼を少しでも元気づけたい。ベタですが、「声を聞くと安心する」っていう言葉をかけてあげられるような、そんな余裕を自分自身が持ちたいし、少しでも「明日も頑張ろう」という気持ちになってもらえたらと思います。
そこで、みなさんは大切な人との電話でどんな話題を選んでいますか?疲れている相手を元気づけるために効果的なネタや、話すときのコツなどがあれば教えてください。少しでも彼に「彼女と話すと落ち着くな」「聞いてほしいことを何でも話したくなるな」って思ってもらえるような会話ができれば嬉しいです。
具体的には、「どんな質問を投げかければいいのか」「疲れている男性が、思わず元気になっちゃう話題や言葉」などのヒントをいただけると助かります。何でもよいので、経験談やアドバイスをいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!
回答者:月乃イレナ(元セクシー女優・ラブコンサルタント)

ちょっとした工夫で、彼が「話していて心地いいな」「疲れていたはずなのに、なんだか元気になったな」と思うような会話に変えられます。
はじめまして、ラブコンサルタントの月乃イレナです。大切な彼との電話で話題に困ってしまうというお悩み、よくわかりますよ。特に平日の夜は仕事終わりで疲れが溜まっていますから、「どう話を振ってあげたらいいんだろう」と悩んでしまいますよね。でも大丈夫。ちょっとした工夫で、彼が「話していて心地いいな」「疲れていたはずなのに、なんだか元気になったな」と思うような会話に変えられます。
私がこれまでたくさんの方の恋愛相談に乗ってきた経験や、自分自身の体験から考えると、「疲れた状態の男性がポジティブになれる話題」のカギは次の三つだと思っています。
1.「承認」してあげる
2.「未来の楽しみ」を一緒に描く
3.「軽いプライベートトーク」で柔らかい気持ちにさせる
それぞれ、もう少し詳しくお話ししますね。
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■1.「承認」してあげる
疲れている男性にとって、外での仕事はストレスフルなことが多いもの。上司や取引先との人間関係、ノルマ、残業など、1日のうちに何度も気を張っていると、心も体もくたくたになってしまいます。そんなとき、パートナーから「あなたが頑張っていること、ちゃんとわかっているよ」「すごく大変だよね。お疲れさま」という言葉をもらえると、想像以上に気持ちが晴れるんです。
大事なのは、ただ「お疲れさま」だけで終わらせないこと。「いつも頑張ってて尊敬する」「その努力って本当にすごいよね。私が同じ状況だったらめげちゃいそう」など、彼がどんなところでがんばっているか、具体的に想像して褒めてあげると、よりリアルに“承認”されている感覚を与えられます。
たとえば、「最近忙しそうだけど、どんな案件が大変なの?」と質問を投げかけたあとに、「それだけ詰まってる中で、ちゃんとこなしてるなんて本当にすごいね」「私だったらきっと頭が混乱しちゃいそう」と、相手の行動を具体的に賞賛してみましょう。男性の多くは、具体的に褒めてもらうと「わかってもらえてる」という満足感を得やすいです。電話の中でも、ほんの数分そういう会話を取り入れるだけで、彼はぐっと元気になってくれますよ。
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■2.「未来の楽しみ」を一緒に描く
彼が疲れているときこそ、先の楽しみを話題にすると、気持ちが軽くなりやすいんです。仕事というのはどうしても「今やらなきゃいけないこと」が山積みで、ストレスまみれになりがち。しかしそこで、「次はこんなデートをしよう」「おいしいお店を見つけたよ、一緒に行ってみたいな」と、未来に対してワクワクするような話をするのもおすすめです。
ポイントは、あまり難しく考えず、例えば「今度の週末、もし早く仕事が終わったら、前から気になっていたカフェに行かない?」くらいの軽さでも十分。あるいは「最近忙しかったから、少しリフレッシュに一緒に温泉とか行きたいね」と言ってみるのもいいでしょう。彼が「あぁ、そんな楽しみもあるんだな」と思うと、気持ちが自然とスイッチオフ状態からオンに切り替わり、疲れの中にも希望を見出せるようになります。
また、近々の予定だけでなく、ちょっと先の季節のイベント(例えば夏なら花火大会、秋なら紅葉狩り、冬ならイルミネーションなど)に目を向けてみるのもいいですね。「そういえば、今年の秋には○○に行きたいね。あそこ、紅葉がすごくきれいなんだって」など、漠然とした話題でも「一緒に行こう」というフックをつけるだけで、彼は「自分と一緒に過ごすことをイメージしているんだな」と感じて、嬉しくなるはずですよ。
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■3.「軽いプライベートトーク」で柔らかい気持ちにさせる
最後に、疲れているときこそ“他愛もない話”が救いになることがあります。たとえば、あなたが普段何気なくやっていることでも、「こんなことがあったよ」「今日、職場でちょっと面白いことが起きたから聞いて!」という軽いネタをシェアしてみましょう。冗談っぽく話せるような内容なら、もっといいですね。
男性は「自分の弱みをあまり見せたくない」という意識もあるので、自分から悩みやストレスを積極的に話し始める人ばかりではありません。そんなとき、あなたが軽いトークをすることで、彼が少し話しやすい雰囲気を感じ取り、思わず自分の話題をぽろっと出してくれるかもしれません。
たとえば、「今日お昼に食べたランチが意外と美味しかったから、今度再現してみようかと思うんだけど、どう思う?」とか、「最近○○ってドラマにハマってるんだけど、キャラクターのセリフが面白すぎて笑っちゃったんだよね」といった何気ない話題でOK。それを彼にも共有して、「そういうの興味ある?」って聞いてみると、意外と 「俺もそんな感じのやつ好きだよ」なんて共通点が見つかることもありますよ。
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■実践テクニック:会話の順番とテンポを意識してみる
具体的にどう話せばいいのかわからなくなったときは、さきほどの三つの要素(承認⇒未来の楽しみ⇒軽い雑談)を、順番に話してみるのもおすすめです。
1. まずは仕事を労う(承認)
「今日もお疲れ様。○○の案件、大変だったんじゃない?」
2. 具体的に褒める・相手の頑張りを肯定する
「ちゃんとこなしてるなんて、すごいよ。本当に尊敬する」
3. 未来の予定を一緒に考える
「今度会えたら一緒に行きたいところがあるんだけど、興味ある?」
4. 軽い雑談
「そういえば私、今日○○っていうドラマを観てみたの。意外とツボだったんだよね(笑)」
こんなふうに流れをつくっておくと、電話のときに何を話せばいいのか迷ってしまうことが減ります。もちろん、この通り進まなくても大丈夫。あくまで“道筋”として準備しておくと、慌てずに会話をリードしやすくなりますよ。
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■電話前の自分自身のコンディションアップも忘れずに
意外に見落としがちなのが、自分自身の気分づくり。相手と話す前に、ちょっと気持ちが沈んでいるときや疲れているときは、先にリラックスできる音楽を流したり、甘いものを少し食べて気分を切り替えたり、軽くストレッチして体をほぐしてみるといいです。相手を元気づけたいなら、まず自分が少しでも元気でいることが大切。
また、電話をする前に「今日はどんなことを彼に伝えたいか」を頭の中でイメージしてみましょう。「今日はとにかく癒してあげたい」「ちょっとした嬉しい報告をしたい」「未来のデートの相談をしたい」など、目的を思い描くだけで、自分の心が前向きになって、自然と声のトーンや話し方も柔らかくなります。
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■まとめ:あなたの声で、彼に“ほっとする時間”を与えてあげて
電話って、実際顔を合わせていなくても、声のトーンや言葉から相手の状態や気持ちが伝わりやすいもの。だからこそ、少しの意識と工夫で、気持ちのいい“会話のキャッチボール”ができるようになります。
あなたが彼の一番の味方であり、理解者であろうとする姿勢は、彼にとって何よりのエネルギー源です。仕事で疲れていても「あぁ、この子に話すとなんだか落ち着くな」「明日も頑張ろう」と思えるきっかけになります。疲れたときは誰しも「自分のことをわかってほしい」「大事に思われたい」という気持ちが強くなるので、あなたの温かい言葉が必要なんです。
最初は「話のネタが足りないかも」と思うこともあるかもしれません。でも、あなたの真剣な気持ちと少しの話題選びの工夫があれば、きっと金曜の夜の電話は心が通い合うひとときになるはずです。どうか気負いすぎず、あなた自身も楽しむように意識してみてください。それが、何より大切です。
彼の疲れを癒やしてあげるのは、決して難しいことではありません。あなたの優しい声と、彼を思いやる気持ち。それにちょっとした話題のスパイスが加われば、十分“元気補給”になるものですよ。ぜひ、楽しくおしゃべりしてみてくださいね。応援しています!
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月乃イレナ(元セクシー女優・ラブコンサルタント)
・セクシャリティやコミュニケーションの実践的アドバイスを中心に、恋愛に役立つ具体的なテクニックを提案。
・「率直で情熱的、スパイスの効いたアプローチ」がモットー。
・あなたの魅力を最大限に引き出し、相手との絆を深めるためのノウハウを発信中。
ご質問やお悩みがありましたら、ぜひ気軽にご相談くださいね。